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2013/04/02

カタクリの花~宇陀市大宇陀~

2122 幕府が江戸城内に最初の薬草園を開いたのは、寛永15年(1638年)のこと。八代将軍・松平吉宗が、国産奨励の一環として、漢方薬の栽培と普及、国産の生薬作りを奨励したため、各地に薬草園が作られていった。

その頃。奈良県の大宇陀に、自ら薬草を栽培し、研究をしている森野藤助という本草家がいた。

彼は幕府の御薬草御用掛りが採集に来た時、御薬草見習いとして出仕し、大和地方ばかりでなく、関西や北陸地方まで採集旅行の案内と指導を、立派に成し遂げた。幕府はその労をねぎらい、門外不出の珍しい薬草の種子や苗を彼に下賜した。藤助は自分が集めていた薬草に加えて、この大切な賜り物を裏山に植え、森野薬草園とした。26

数多くあった薬草園もどんどんなくなっていき、江戸期の薬草園で現存しているのは、この大宇陀と小石川の植物園(現在の東京大学理学部付属植物園)の2か所のみだそうです。

そんな薬草園で、カタクリの花が咲き始めたというので、早速行ってきましたhappy01

2423 25 「春の妖精」と言われる、「カタクリの花」。江戸時代から自生するカタクリ。「片栗粉」の材料として、昔は貴重な植物だったようです(いまはジャガイモから作られることが多いようですが)。花の見ごろは3月末~4月中旬。

34313233カタクリの花を見に行くときは、あまり朝早くない方がいいようです。 

そのほかにも、いろいろな薬草の花が咲いていました。

森野旧薬草園
奈良県宇陀市大宇陀上新1880 
0745-83-0002

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コメント

昨年私も近くに見に行くましたが、
【妖精】ピッタリの可愛らしいお花でした。
各地から花だよりが届き良い季節になり
ましたね。

投稿: おばさん | 2013/04/03 12:22

>おばさま
薄紫色の可憐なお花を求めて沢山の方々が薬草園を訪れています。
可愛い妖精に見とれてしまいました。
文化財史跡を維持継続していただきたいものです。

投稿: スヌーピ | 2013/04/07 15:46

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