大神神社 朔日参り
新しい月の朔日を迎えたら、大神神社は、「お朔日参り」の人々で賑わいます。私も行ってきました
特に、毎月朔日にだけ、数量を限って授与される、「三輪の神杉」は人気です
「三輪の神杉」は、大神神社のご神木である杉に紙垂(しで)をつけたもので、神棚の榊の代わりにお供えするものです。
朔日参りのため、深夜午前零時前から夜は午後9時頃まで、社殿や参集殿を開けてすべての受付をしておられるそうです
そして今月は、一大イベント おんぱら祭りが催されます。私たち地元では、「おんぱらさん」と言って親しまれています その準備も始まっていました。
「水無月(みなづき)の夏越(なごし)の祓(はらえ)する人は千歳(ちとせ)の命延ぶといふなり」の古歌を唱えながら、茅の輪を三回くぐる神事があります。その、茅の輪がすでに完成していました。今月末までありますので、ぜひ大神神社に来られた際は、茅の輪をくぐって帰ってください
大神神社の摂社、綱越神社の鳥居にも、茅の輪が取り付けられています。
大神神社の参道入口に位置し「祓戸の大神」を祀る延喜式内社であります。
夏越の社とも言われ、旧六月晦日の大祓、「夏越祓」が厳粛に行われる古社として広く世に知られ、社名の綱越は、夏越から転訛したといわれます。
本社のもっとも大切な「卯の日の神事」、つまり大神祭の奉仕に先立ち、その前日に神主以下奉仕員が三輪川での「垢離取り」の後、当社において祓の儀を受けて、はじめて本社の神事にたずさわることができました。
現在は七月三十、三十一日の両日、御祓祭(おんぱらまつり)が盛大に執り行われ、特設の茅輪をくぐり無病息災を祈る人々で賑わいます。 (境内案内より)
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