奈良の桜だより⑥~石舞台古墳~
雨が本降りになる前に、明日香村の石舞台に行ってきました。雨にも関わらず、車で観光に来た人や、駅前でレンタル自転車を借りて、明日香を散策している人たちがたくさんいました
石舞台の近くの道は、両サイドに桜の木が植えてあって、満開の桜のトンネルでした。桜の季節が終わっても、新緑の明日香が楽しめますよ~
≪石舞台古墳とは≫
古くから、巨石(花崗岩)で作られた玄室が露出しており、その形状から石舞台と呼ばれていた。玄室は、長さ約7.7m、幅約3.5m、高さ約4.7m、羨道は長さ約11m、幅2.5m。石室内部に排水施設がある。約30の石が積まれ、その総重量は2,300tに達すると推定されている。
『日本書紀』の推古天皇三十四年(626年)五月の条に「大臣薨せぬ。仍りて桃原墓に葬る。」とある。大臣は、馬子のこと。 石舞台古墳は、蘇我馬子の墓であったとする説が有力である。封土が剥がされ、墓が暴かれたのは、蘇我氏に対する懲罰とする説もある。
蘇我稲目の墓説を唱える人もいるという。なお、昼間は公開されており、石の下に入ることが出来る。
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